海外ミステリを読み込んでいて、自分もよく参考にしているぼくねこさんのこちらのブログ記事を読んでですね、
私も四年目に入って、自分的にはよく頑張ったけど特に読まれていない記事がたくさん（というかほとんどだけど）できたので、真似してやってみたい！ という気になりました。本人的には気に入っているけど、そこまで読まれなかった記事ベスト５みたいなものをやっていこうと思います。では、もういきなりベスト1からやっていきます。
ベスト1はコイツです。
『ブレードランナー2049』、ほんとに最高だったので、めちゃくちゃ力入れて書いた記憶が今でもあります。初めてtwitterに投稿したのもこの記事だったりします。こういう視点ってあんまりないだろうという感じで書いてた当時は、出てきたテーマをハンドリングしながらエモーションな感じで着地できて、良いもの書けたという満足感もあり、自分的にはめちゃくちゃ思い入れあるんですけど、全然読まれませんでしたね……まあ、あるあるですけど、基本的に思い入れでテンションアレになっちゃってるものほど読まれないですよね。一番読まれたのは割とサラッと書いた『スクリーマーズ』の記事ですし。ていうか、映画記事は特に読まれないんですが、『スクリーマーズ』が突出しているのは何故なんだぜ（ちなみにブレラン記事のPVはぶっちぎりで低い18です）。
ベスト２はこれ
これもブレラン2049と同じで、見た後の変なテンションで書きまくったやつ。割と自分、ブログ書きながら泣いたりするところがあるんですが、そういう奴は大抵読まれません。たぶん気持ち悪いんだと思います。なんというか、この映画のすごさをなんとか書き出したい、みたいな圧は感じるとは思います。あらすじが結構好きですね。
どんどん行きましょう。ベスト３はまた映画記事。
こいつは前書いてたミステリブログに載せてたやつの転載なのです。それだけで思い入れが伺えると思いますが、なんかテンションが空回りしているような気も。いやまあでも、この映画について好きな部分や暴力的なまでの「すげえ」という衝撃を書きたいだけ書いたという満足感がありました。そういう自己満足が満たされたという意味で好きな記事ですね。描いてて楽しかった記憶があります。
そしてベスト４
詩集というか短歌にここまで心をつかまれたことなかったので思わず書いた記事がこれ。なんていうか、テレビでヒーローもの見てごっこ遊びをするがごとく、影響受けてなんかポエムっぽい文章になっているのはご愛敬というか、許して。たぶんこれもそういう所がキモかったんだと思う。結構感覚的な部分で書いた記事でした。なんというか、著者の言葉から受ける感興をカタチにするのに色々考えたような記憶が。その分好きなんですけどね。
最後のベスト５はこれ
自分なりには、この漫画の導入部分の大まかな概要とそこに展開されていたテーマについて、タイトル通りのものが書けたと思っていて、人気漫画だし、結構読んでくれるかもなという期待下心もあって割と自身満々でtwitterに流したりもしたんですけど、全然反響なかったやつです。最後の部分は自分自身の願いをストレートに書きすぎた感じですね。まあでも、ブログを始めてみて、伝わって欲しいという願いを込めながら広大な空間に木っ端な記事を放り込むという行為に心細さみたいなのを感じていたのだと思います。とはいえ、読まれないのが当たり前、むしろ昔なら絶対ゼロなはずの可能性が開けている分、やはりネットというのはすごいものなのだ。
番外
こちらは、PV数では上とどっこいどっこいなんですが、著者の方から望外の感想をいただいて、それだけでもう断然報われた記事です。なんかこれを読む前に、ミステリとして云々という評をやたらと聞いていて、これはそういう作品じゃないんだよ！ という気持ちを込めて書いたというか、これもまたミステリが描く地平の一つなんだという思いで突っ走った記事。そういうことで、ちょっと妙にケンカ腰というか、あてこすりみたいなのが色濃くなったのはちょっと反省。しかし、やはりネットというのは「届く」のだなあ、ということを実感し、だからこそきちんと正面から向き合って、自分ができるだけの言葉を書き綴ろうと襟を正しました。
まあ、そんなとこです。ぶっちゃけウマ娘ブログと化している現在、ウマ娘以外の記事はどれもどんぐりの背比べと言えばそうなんですが（当のウマ娘記事もアニメ感想記事等の力入れたつもりのものは特に伸びず、キャラクターをまとめて感想書いたやつだけが異様に伸びている）まあでも、思い入れのある記事を整理してみるのは悪くない感じでした。
これとは別に、もっとうまく書けたんじゃないのみたいな気分がある記事の方がやっぱり多いですね……。
