いきなり3からでも構いませんが、とりあえずその1の記事を添えておきます。
マーベラース! が口癖の天然系ウマ娘のマーベラスサンデー。アニメには未登場。オーディオドラマではパドックでのある癖が意識されたネタが……。うまよんでは、マヤノトップガンと並んで、自由すぎるウマ娘としてウマ娘大好きアグネスデジタルですらも辟易とさせていました。
えらい能天気なキャラクターですが、元馬はデビュー前に怪我をして、一時期重篤な状態に陥ったことがあるそうです。その命の危機を乗り越えてのデビューから、15戦10勝という生涯戦績を上げています。
元馬のサイボーグと呼ばれたそれを勝負服に取り入れたミホノブルボン。SFちっくなデザインが目を引きますね。足のブレード、なんか走りにくそうというか、これってどうやって動かすんだろう。なにげに走らせるのが大変そうなウマ娘のような気がします。「BNWの誓い」でチームNの一員としてアニメに登場。
競馬の世界は血統がモノを言います。そんな競馬の世界で鍛えて最強馬を造る、という信念の結晶がこのミホノブルボンでした。そのスパルタに耐え、鍛え抜かれた姿は正にサイボーグであり、デビューから負けなしのシンボリルドルフ以来の無敗の三冠馬、それに最後の菊花賞へと王手をかけたミホノブルボン。誰もが無敗の三冠馬誕生を信じた。その栄光の寸前に現れたのがあの「黒い刺客」そして「レコードブレイカー」のライスシャワーでした。
ユキノビジンと並ぶこの勝負服でどう走るんだよ、のスイープトウショウ。箒で飛ぶんじゃないかともいわれていますが……。元馬はかなりの気性難で、わがまま。性格もそれに沿う感じで上から目線のわがまま娘という感じですね。アニメ未登場で、仮に出るとしたらどういうキャラクターになるのか。
魔女のデザインなのは、祖母と母がそれぞれサマンサトウショウ、タバサトウショウで、これは「奥さまは魔女」の母娘の名前であることと、そこから連想されたSweep⁼(箒などで)掃く、という元馬の名前の由来からだと思われます。
ぱっと見あんまり分かりづらいですが、そばかすキャラクターと珍しめの属性のアイネスフウジン。たくさんの姉妹がいて、一家を支えるお姉ちゃんという設定。こちらも元馬に合わせた設定みたいですね。しかし、アニメでもそう言ってましたが、ウマ娘のレースはお金が出るということなのでしょうか。ウマ娘のレースは国民的スポーツという設定なのですが、やはりプロのアスリートとしてお金が出ているということなのか。その辺は謎ですね。感謝祭とかもお金とかどうなってるんだろう……と考えてもしょうがないですが。~なの、という語尾が地味に可愛い。「BNWの誓い」でチームWの一員としてアニメ初登場しました。
ビワハヤヒデは、アニメでもナリタブライアンと一緒に買い物に行くシーンがありましたが、「BNWの誓い」ではメインで登場。BNWの誓いは彼女を起点にナリタタイシン、ウイニングチケットらとの友情やナリタブライアンとの姉妹の絆とかを複層的に描いていて、その脚本の無駄のなさに驚かされますね。キャラクターとしては、希少な眼鏡キャラの期待に応えた論理的な分析を好むタイプ。そして元馬の「顔がでかい」という印象から頭でっかちと繋がって、「頭がでかい」というネタが付属。デザインもまあ、髪の毛量で元馬のネタに近づけていますね。ウマ娘だと、髪の毛のせいという言い訳が立ちそうです。
オーディオドラマだと、あまりにも自由なウイニングチケットの発言を空気のように受け流していた姿が印象的。ただし「頭でかい」系ネタがやはり弱点。スぺちゃんの天然な言い間違い発言で一発OKされてました……。
そういえばナリタブライアンのキャラソン「シャドーロールの誓い」とビワハヤヒデの「手綱と絆」はイントロが同じで、正に姉妹曲となっているので聞き比べて欲しいですね。
サクラバクシンオーは優等生かつ委員長なキャラクター。BNWの誓いでアニメ初登場を果たし、駅伝の司会を務めたので結構セリフがあります。あとアップの作画がすごく気合が入っていたような。このイラストだと分かりませんが、ハルウララ同様に、瞳の中に桜の花びらが五芒星状に並んでいるのが分かります。
「BNWの誓い」でノリノリで司会を務めるも、アクシデントに際して少しオロオロして会長に判断を仰ぐ様は“学校の委員長”ぽくてなんか好きなシーンです。会長のゴーサインでテンション復活するところも。一応、委員長キャラではあるのですが、うまよんとかだとかなり猪突猛進的な、何も考えないで突っ走るキャラだったりします。
勝負服は軍服系ですが、カッコよさ+可愛さが絶妙なデザインですね。
元馬は短距離、特に1400m以下では無類の強さを誇り、最強のスプリンターとも評されています。
シンコウウィンディはアニメ未登場で、派生作でもあまり出番がないキャラですね。キャラソンもないのでまだまだこれからといったキャラ。デザインは元馬の噛み癖を反映してか、手に獅子舞みたいなマペットを手にはめています。これ、レースの時は外すんでしょうか……。あと、スカートが異様に短くて、こちらも走らせにくそうな……。~なのだ! という語尾キャラで、元気系というか問題児キャラ。
アグネスタキオン。名前でキャラが決まったのが明らかな感じのマッドなサイエンティストとなっています。アニメは「BNWの誓い」にちらっと出て、元馬の娘であるダイワスカーレットと少し絡んだくらいですが、漫画うまよんではコーヒー嫌いの紅茶党という設定で、コーヒー党のマンハッタンカフェとセットで出てくることが多いですね。
勝負服はスイープトウショウ、ユキノビジンらと並んで物理的に走らせにくそう。とはいえ小物類とかと違って上着脱いじゃうとアイデンティティが……。
ゼンノロブロイはアニメ未登場。図書委員という設定で、おっとりした性格という以上はあまり判明していませんね。派生作品もうまよんにちょっと登場したぐらいで、キャラクターソングもまだ。というわけで、今後の登場に期待ですね。
勝負服は一番普通の地味な制服という感じ。
メイショウドトウさん。うん、すごいね……どこがとは言いませんが。
元馬はあのテイエムオペラオーと同世代だったことが不幸としか言えないブロンズコレクター(G1の二着が実に5回、そしていずれも1位がテイエムオペラオー)。そのこともあってか不幸属性ついた自信なさげなキャラに。
アニメでは6話の感謝祭にてマチカネフクキタルの占い助手として登場。にもかかわらず、その後のオーディオドラマのサイドストーリー「ライバルたち」で初登場したとラジオでメインの声優キャストたちに認識されていた正に不幸なキャラ……。しかし、実のところマチカネフクキタルを先生と言いながら密かに毒のある発言を忍ばせていたりと、意外にただオドオドしているだけのキャラじゃなかったり。
元馬は人にも馬にもフレンドリーな性格らしく、現在暮らしているヴェルサイユファームでは、タイキシャトルをはじめ複数の馬とフラグを建設中。
このライスシャワーというウマ娘、テレビシリーズには登場しませんが、「BNWの誓い」にチームWの一員として登場。作中の駅伝ではミホノブルボンと走り、菊花賞のレースを再現するように背後から襲い掛かるシーンが印象的。カレンチャンと同じ妹キャラなキャラづけがされていて、こちらは“お兄様”呼び。何故か武器を装備している唯一のウマ娘で、それは元馬の黒い刺客と呼ばれたことによるものでしょう。かなり悲劇的な背景とそれに準じた儚げなデザインもあってか、アニメにさして出ていないにもかかわらず、かなりの人気を誇ります。
下のナイスネイチャのところにリンク張ってますが、ウマ娘攻略速報さんのところで行われた人気投票では、第一回で堂々一位、第二回でも2位となっています。
アドマイヤベガ。こちらはBNWの誓いに登場し、ウイニングチケットやスぺちゃんと同じチームW(ダービー組)で駅伝を走っていました。セリフは少なめなので、あまり詳しい性格などは伺えませんが、サンプルボイスの通りクールなキャラクターなのでしょう。うまよんでは最近カレンチャンにお姉ちゃんと甘えられて翻弄される姿が描かれましたね。
元馬の境遇から言うと、双子の兄弟が存在したのですが、双子は大成しないといわれているそうで、片方が潰され、残されて誕生したのが彼だったそうです。
カレンチャンという名前もそうですが、個人的にその勝負服のデザインが他のウマ娘たちの中にあってひときわ異質な感じがしたのですが、なんでそう思ったのかよく分からないんですよね……なんか不思議なウマ娘です。キャラクターはトレーナー(プレイヤー)をお兄ちゃん呼びするという、思いっきり妹キャラという造形です。アニメには未登場ですが、うまよんではその媚び媚びしたキャラ性に自覚的なキャラクターで、末っ子的な甘えっぷりで他のウマ娘を翻弄しています。……恐ろしい子。
ウマ娘に恋するウマ娘、というか、とにかくウマ娘が大好きというキャラクターづけがされたアグネスデジタル。元馬のレース場を選ばない万能ぶりがそんなところに……。
ある意味プレイヤー目線みたいなキャラなのですが、漫画うまよんではただデレデレしてるだけではなく、他のウマ娘たちの最高の瞬間を横で見るため、トレーニングを欠かさないストイックな面が描かれます。彼女もまたアスリートなのだ。
漫画『STARTING GATE!』のウオッカ、スカーレット編では、背景で色々と悶える彼女が観察できます。
なんか一番エッチな勝負服なんじゃないのかと思わせるエイシンフラッシュ。ユキノビジンやアグネスタキオンらとは違った意味でどう走らせるんだろ……という勝負服ですね。
かなり細かい性格であり、分単位で動いたり、「BNWの誓い」では感謝祭で計量に細かすぎるお料理教室を開いていて、サンバイザー(アニメオリジナルキャラ)に閉口されていました。アニメでは、ナイスネイチャと結構仲がよさそう。
ナカヤマフェスタもアニメ未登場ですね。設定文から伺えるキャラクターは勝負師というか、あえてギリギリのところを狙うギャンブラーなウマ娘。とはいえ、うまよんなどではその賭けは外れる傾向が……。二次創作方面でもよく馬券を外す姿が描かれます。
ところで、アニメで出てくるセリフのないモブキャラでありながら、一部でコアな人気を呼んだのが”金色旅程”なるモブウマ娘。香港で呼ばれたその名は、日本ではこう呼ばれていましたーーステイゴールド。後にナリタブライアン以来の三冠馬となるオルフェーブルの父。そしてゴールドシップやこのナカヤマフェスタの父でもあります。
マヤノトップガンはオーディオドラマだとテイオーのルームメイトらしいのですが、アニメではそういう設定はなさそう。元馬の性格通りに、というかそれ以上に気分屋で自由な性格。あのテイオーが振り回されていることにスぺちゃんが驚いていました。
漫画うまよんでは、大人のオンナを目指しつつも、マルゼンスキーに余計なことを言って調教(?)されたり、ナイスネイチャにからかわれてはチョロ可愛いと密かに思われてたりと、弄られキャラになってますね。BNWの誓いにチームWの一員として登場し、またナリタブライアンとの大阪杯のレースが再現されていました。
メジロドーベルはアニメではメジロ家の一員として、ちらっとライアンと一緒に出ていました(元馬はライアンとは親子の関係)。基本設定の男嫌いという設定がうまよんでは結構拾われているよう。アニメのサイドストーリーのオーディオドラマではマックイーンを子ども扱いしてました。デザインはかなりストレートでシンプルな美少女キャラ。しかし、それが意外と他のウマ娘の中では目立ったデザインになっているようにも思います。靴がカッコいいですよね。
その雰囲気や話し方のせいなのか、ファンからはザ・幼馴染扱いされているナイスネイチャ。うまよんだとマヤノトップガンをからかってはチョロ可愛いと一人悶えている姿が印象的。メインのキャラクターを差し引くと、モブの割にはかなり人気があるほうだったりします。
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上リンク先のウマ娘攻略速報さんで行われた第二回のアンケートでは、第一回の21位から6位と大きく躍進し、その人気っぷりを印象付けました。元馬はブロンズコレクターと言われ、ついにG1を一度も勝つことがありませんでしたが、その頻繁に掲示板にいるという姿が親しみやすさと応援したいという気持ちを呼んだのかもしれません。ウマ娘の世界ではたぶんウイニングライブの常連。センターではないにせよ、なんだかんだでライブの常連ということで人気はすごいのかもしれない。
今のところ最後に追加されたキャラクターがこのキングヘイロー。アニメで98年組を描くのなら是非というプロデューサーの熱意で追加されたということです。ものすごい血統でありながら、なかなか勝ちきれず、ライバルとされたスペシャルウィークやエルコンドルパサー、グラスワンダーたちに追い越されながらも11度目の挑戦でG1を勝ち取ったというドラマがファンを引き付けるのか、メインのモブウマ娘の中では屈指の人気を誇っています。高笑いが似合ういかにもなお嬢キャラなのですが、イヤミがなく、何度負けても前を向くような強さを漂わせているところも人気の秘密でしょう。10話のセリフは、そんなウマ娘の彼女らしい強さがにじんだセリフでした。上記の人気投票第二回ではライスシャワーを抑え、堂々の一位に輝きました。
とはいえ、メンコやシャドーロールをはじめ、泥をぶったり馬郡にいるだけでやる気をなくす元馬のことを考えると、“不屈の塊”というのはこの馬のことというより、この馬を勝たせようとした馬主や調教師たちのものという気もしますが……まあ、そこも含めてキャラクター化されているということなのでしょう。
あー、やっと終わった。ていうか、60キャラ超多かった……自分には無謀すぎた。何とか全キャラ書くことができてただの自己満ですが、よかった……。メインキャラだけでよくないかなあと思いつつも、やるんだったらいっそ全員とやってみたらしんどすぎました。キャラごとの文章量のムラがすごすぎますが、そこはもう勘弁です。
ウマ娘の勝負服と元ネタの関連性を照らし合わせていくのは結構楽しいので、興味が湧いたらやってみると面白いです。あと、これは個人的な好みというかなんというか、ウマ娘のキャラって、トモというか脚のつくりがアスリートっぽくていいんですよ。特にトーセンジョーダンとかアドマイヤベガとかテイエムオペラオーとか。まあ、普通のむちっとした感じのキャラも結構いるんですけど……。そういうちゃんとアスリートなんだという所が好きなので、だから正直あんまりモデルみたいな風に修正入れて欲しくないのです。