蒼ざめた犬

齧ったフィクション(物語)の記録。……恐らくは。

 なんかイーロンがツイッターに制限をかけ始めてて、本格的にツイッターが使えない状況になってしまっている。一時的というがどうなることやら。これぞネット世界のバベルの塔かはたまたディアスポラか……離散するなら離散するでまあ、いいんじゃないの、ネットの歴史の中にいる感じがして面白い気はする。

 とはいえ、なんだかんだクソだと言いながらもそれなりに恩恵は受けてきたので、ツイッターがなくなったら不便ではある。特にフォロワーさんたちからの貴重な情報や書き込みや投稿への反応はかけがえのないものだったし、なんだかんだで世界を覗き見たり、世界と同接しているような感覚はなかなか得難いものだった。

 今現在は、Misskeyのノベルスキーにアカウントを登録して使い始めている。知らないSNSは手探りな感じで、分からなかったり、使いにくいような場面の連続だが、使い方を覚えていくのはなかなか楽しい。

 ただ、あくまで趣味的な読書・創作系の場所という看板の掲示板的な感じなので(あと個人運営)、世界とつながっている感は薄い。商業系のプロ作家や出版社のアカウントとかがあるわけでもないので、本についての気軽な情報収集も望めそうにない。

 ゴミどころか腐敗物もたくさんあったが、やはりツイッターの情報量のとんでもなさを実感せざるを得ない。

 とにかく、世界を覗き見る手軽で大きな窓がなくなったとして、私はしばらくそれに代わるものを見つけられそうにない。テレビを再び見るなんてまっぴらごめんだしね。