蒼ざめた犬

齧ったフィクション(物語)の記録。……恐らくは。

 世間では猫の日だ、いや2022の2月22日で超猫の日だ、とやっているそばで、東欧で満州事変まがいの事態が起き、なにか世界にとって決定的なことが起こりそうになっている中、私自身は去年投稿した小説の結果の受け、どんよりとしている。

 12月31日の記事に少し書いたように、何とか書いていたミステリ小説を星海社Fictions新人賞に投稿していたのだが、最後の方に三行程度、冗長である、というコメントをいただき、今回の挑戦はあっさりと幕を閉じた。

 まあ、一行でもコメントもらえればいいや、というところはあったけど、冗長かあ。読める以前の問題というところだろう。まあ、端的に言えば面白くなかったということだろうけど。

 あと、今回思ったんだけど、コメントもらった方が地味につらいかも。初めてならそんなもんだろうとは思うのだけど、それなりに面白いつもりで23万字くらい費やして冗長です、終わり、みたいな現実の方がなかなかこたえるな……。いやまあ、何も言われずに速攻一次で落とされても辛いと思うけど。

 しかし、世の投稿者たちってこれを乗り越えて次、次、と書いていけるのだから、そこら辺の根性はマジですごいな……その労力をものともしないで20万単位の文字を書く人間たちがそれだけで急に化け物じみて見えてくる。今のところ自分はちょっときつい。まあ一応、ぼんやりとしたネタとか構想とかはあるので何とか形にしてやりたいなあ、と思いつつ、実のところどうやったら形になるのか途方に暮れている。

 とはいえ、自分もしつこいので、今回投稿したやつは修正してカクヨムあたりにそのうち投稿しようかと思っている。ネットにゴミを流してある程度の自己満足を得られるのがネット時代の好い所というか、やり場のない感情の供養にはちょうどいいツールがたくさんある時代というのはありがたい。