蒼ざめた犬

齧ったフィクション(物語)の記録。……恐らくは。

ブレワイクリアした。(6月20日)

初めてのゼルダ、そして初めてのオープンワールドゲーム。

 

 ようやくクリアできた。Switch買ったときに同時に買った、つまり初めて買ったSwitchソフトでもあるのだが、その時にやって、3D酔いしまくったり、操作が難しくてそれ以来数年ほったらかしにしていたのだが、そのうちSwitch2が出てそれを買い、Switch2のアップグレードパスが出て、それも買ってアップグレードして、今度こそ、ということで再開した。それまでのソフトとかでそこそこ慣れたのか、あまり3D酔いはしなくなって取り組むことができたし、操作もなんとか根気強く練習するようにして、少しづついろいろとできるようにはなった。

 それはともかく、このゲーム、めちゃめちゃイライラする時はイライラした。毒づいて、このゲーム嫌い、と何度も愚痴りながら、それでも続けたのは、やはりそれを上回る面白さがあったからだろう。このゲームは確かに面白い。オープンワールドのある種の型を作ったともいわれるそのゲームデザインはとんでもなくよくできている。まずなによりも、フィールドを探索するのが楽しい。なんかあるかも、と行った先には、大体なんかあるし、なんかやった分だけちゃんと報酬がある。

 報酬の代表としては祠があり、基本はこの祠を捜してそこでの試練という謎解きをすることで、HP的なものにあたるハートを増やすか、走ったり泳いだり、壁を上るのに必要な「がんばりゲージ」というゲージを伸ばすことができる。それによって、冒険をよりやりやすくしていく。

 このゲーム、序盤のチュートリアルみたいなものが終わると、ほんとにどこにでも行ける。序盤はそれなりに制約があるものの、どれも不可能ということはなく、どんなことにも異なるやり方があって、ハートやがんばりりゲージも必須というわけでもなく、料理や薬である程度代替できたりする。装備や能力の向上は、あくまで冒険のしやすさを底上げするもので、特定のこれを手に入れないと攻略できない、探索エリアに行けないみたいなのは特になく、これがダメならこれで行こう、みたいな余地が常にある。レベルの概念もないので、レベルを上げなければどこそこにいけない、ボスを倒せない、みたいなのもない。強い敵もそれなりに準備して挑めば、操作テクニックが上手くなくとも勝つことができる。

 平原、ジャングル、寒冷地、山岳、溶岩地帯に、砂漠、そして海を渡って島まで行く。敵は避けても良いし、武器や防具、その他アイテムを調達するために戦ってもいい。とにかく、フィールドの探索が楽しく、未踏の地を踏破していく面白さが詰まったゲームなのだ。

 朝昼夜という時間経過のほかに、小雨や土砂降りの雷雨、濃霧といった天候の変化も目まぐるしくあり、フィールドの表情が常に変化していくところも冒険している感を強く引き出していた。夜空を見てたら星が降ってきて、それを追いかけたり、いつの間にか頭上に巨大な竜が現れたりと、ハプニングめいたイベントもあり、フィールドを走り回っていればとりあえずなんかあるという、マップデザインがほんとにすごい。

雨は、壁を上るとき必ずずり落ちるので、あんま好きな天候ではないが……。

雷が鳴っているときは金属武器を装備していると、高確率で雷が落ちてくる。敵も同様なので、敵が勝手に死んでいるときもあるが……

この遺跡の謎解き結構めんどくさかったんだよな~……。

寒冷地は、なかなか序盤でもらえる以外の防寒具を売ってるところにたどり着けず、結構な間、時間制限がある防寒の薬を服用して探索していた思い出……。急に出てくる竜に突っ込んでいって、攻撃食らって吹っ飛んだこともあったなあ……。

たどり着いた祠があるロケーションに結構感動した一場面。こういうワクワクする絵面もこのゲームの魅力。

悪夢の迷路。三つぐらいある。どれも迷いまくって大変だったし、結局2つくらいは攻略サイトを見た。

 

 前述したように、基本はマップを走り回って祠を捜して、そこの謎解きを攻略して能力値をアップさせつつ、ラスボス・ガノンの手に落ちた四体の神獣を開放するわけだが、それを攻略していく中で、ちゃんと設定されているアクションをプレイヤーが駆使しないといけないような設計になっていて、それなりにアクションを「練習」させられていく。この辺のゲームデザインなんかもなかなかすごいというか、まあ、110時間以上プレイして、めちゃめちゃ操作が上手くなった、ということはないのだが、それなりに主人公リンクを動かせるようになっていくのを実感するのは、達成感があった。

 まあ、もちろん、そう簡単に攻略できないというか、一筋縄ではいかないギミックもたくさんあり、それに私はけっこうイラついていくことにもなる。そもそも謎解きがまずわからないというのもある。ノーヒントだと気がつくまでにかなり時間がかかる仕掛けがそこそこあるし、しかも、仕掛けを解いてからがまた大変だったりする。それは、仕掛けを理解し、どうやったらいいかは分かる、しかし、それがなかなか操作で実現できない――これが、ものすごいイライラとなるのだ。例えば、球を送風機の風に乗せて転がして、ゴールまで運ばせるギミックがあるのだが、その道中に横移動しているリフトがあり、そこを通過するようにタイミングを合わせなければならず、これが相当うまくいかなかった。また、送風機の風に乗ってパラセール(滑空できるアイテム)で移動するのも、まっすぐに風に乗れず、向こう側に届かず落ちるというのを何回繰り返したことか……。ジャイロ操作での微妙な操作とかも難しいのが多々あり、立方体の全面に据えられた燭台をぐるぐる動かして火をつけるやつとか……一方から水がかかって消されるので、水が出ている部分を、時を一時的に止めるピタロックというアイテムで止めてからジャイロ操作で最後の燭台に火をつけるとか、ほんと……コントローラー投げそうになった。

 まあ、そんなこんなでイライラしつつ、悪態をつきつつ、それでもついにラスボスを倒してハイラルを救うことができたのであった。

 やったよ……なんか装備をもっと整えていくつもりが、試しに行ってみたらそのままクリアできてしまった。

 クソ、こんなのできるかよ! というイライラポイントはゲームをクリアした後も二度としたくない……という記憶としてしか残ってはいないのだが、それを補って余りあるのは、なんかあるかも、という期待にフィールドの脇道にそれ、そこで思わぬ発見があるという楽しさや達成感だった。

 とにかく、やってよかったのは間違いない。続編のティアーズ・オブ・キングダムはさらに広大なマップや、またまためんどくさそうなアクションを要求されそうな予感ではあるが、そのうちやってみよう、という気はしている。まあ、まだ達成率は29パーセントほどなので、まだしばらくは、このハイラルでやり残した探索をしていこうと思う。

 しかし、ちゃんとクリアできてよかった……昔ほど圧倒的にゲームへの意欲がなくなっている中で、とにかくクリアできたというのは、個人的にはなかなかうれしいことだ。最近クリアできたソフトの個人的な好みで言うと、ロマンシング・サガ2のリメイクがめちゃ好きで、やっている間の面白さも断然ロマサガではあったのだが、それでもこういうアクションゲームも嫌いじゃないなって思えるくらいには楽しかった。まあ、110時間以上やってるからな……キライだったらできないよな。

 でも今度するゲームは、気楽なアドベンチャーとかがいいかも……。