蒼ざめた犬

齧ったフィクション(物語)の記録。……恐らくは。

 文章を書く、ということについて、みんなどんな風に書いてるんだろう。とにかく書くのが楽しくて、それだけでたーのしー、というタイプもいるんだろうけど、自分はあんまりそういう感じではない。一気に書くというよりはぶつぶつ書いてはやめ、うーんと唸り、パソコンから目を逸らし、適当に動画サイトやSNSに逃げ、戻ってきてはぽつぽつ言葉をひねり出して……の繰り返し。ぶっちゃけ結構つらい。書くこと自体は嫌いではないが、問答無用で楽しくてたまらないという感じじゃない。

 ただ、なんだか自分の中で形になっていないものを書きだして、削り取ってはこね、なんだかそれっぽい形にしてゆく、それが楽しいという感じだろうか。その書きだして作り出した文章のカタチが上手く行ったらそこそこうれしいし、うまくいかなかったらションボリという、まあ、それを含めて楽しいかな、という感じだと思う。

 なんだかすごくとりとめのない文章になったが、一応、来年もまあ続けていけそうかな、ということで筆をおこうと思います。