蒼ざめた犬

齧ったフィクション(物語)の記録。……恐らくは。

 久しぶりに、このブログの初めになに書いたのか見てみたんですけど、(感想は)主にミステリーについて、になると思いますとか嘘書いていたのでちょっと笑いました。ミステリは……なんか感想書きにくいというか……一応、最初は別のところで書いてたんですけどね、大して書いてたわけじゃないんですがミステリ専門みたいな感じで。横溝やクリスティ中心にやってたんですがだんだん意欲が低下していったというか。仕切り直したらなおさら書かなくなったという。

 そういえば、ポジオリ教授の他のシリーズを書きたいとか書いてましたが、「冒険」のほうの感想ノートを紛失してまた一からダラダラしてる次第。二階堂黎人の『巨大幽霊マンモス事件』も意気込みだけの書きかけ文章がどこかに眠ったまま……。こんなふうに書けば、なんかやろうという気力がわくのかどうなのか分かりませんが、ポジオリとあと、『火蛾』はぜひなんとか、という自己満的な意欲があるのでだらだら時間をかけて何とかする――したいと思ってます。

 うーん、しかし、もう少しミステリの感想を増量したいんですが……最近読んだ中で面白かったのは今邑彩『そして誰もいなくなる』青崎有吾『早朝始発の殺風景』柄刀一『或るエジプト十字架の謎』西澤保彦『彼女が死んだ夜』あたりでしょうか。あと、今読んでいる『赤村崎葵子の分析はデタラメ』がなんか妙に面白いです。ついに読んだロースンの『首のない女』はコレクターズアイテムという感じで大事にします。

 まあ、ミステリの感想はざっとこんな感じでしょうか。機を見て、色々記事を作りたいな、とは思いますね。